秋の台風と旅行の注意点|2026年の傾向と現地で遭遇した人たちは?

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今日、台風の進路予想見てみたら、日本の南から沖縄にかけて赤いエリアが広がっていました。秋の旅行シーズンを控えるこの時期、気になった方も多いと思います。

ウェザーニュースによると、気象庁は9月1日6時の時点で、日本の南にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ発達する見込みだと発表しています。発生すれば今年24個目、9月に入って最初の台風です。

南西諸島から九州方面へゆっくり北上する予想で、進路の誤差はまだかなり大きいようですが、5日先の予報円の直径が1,180kmにもなるとありました。

まさに今、秋の台風シーズンが始まった感じです。この記事では今年の傾向を整理したうえで、旅行前にできる備えと、過去旅行中に台風にあった人たちがどう乗り切ったのかをまとめました。

2026年秋の台風傾向

今年の台風は、かなりハイペースで発生しています。日本気象協会の記事によると、8月24日までに21個発生していて、平年の同期間の値13.6個を大きく上回っているそうです。

9月と10月に日本へ接近する台風の数自体は、平年並みという予想でしたが、数が平年並みだからといって油断はできないようです。

気になったのは、今年の春からエルニーニョ現象が続いているそうで、エルニーニョの年は台風の発生位置が平年より南東側に偏りやすく、日本から離れた暖かい海上を長く進んでから接近するため、十分に発達した状態でやってくるおそれがあるそうです。

発生数が多くなくても、一つ一つの台風の勢力や影響は大きくなる可能性がある、ということでした。

もうひとつ、台風の動きが遅くなりやすいという指摘もあり、夏から秋にかけては台風を動かす上空の風が弱く、同じ場所に長く居座ることがあるそうです。

動きが遅い台風は、大雨や強風、高波が長引くだけでなく、通過したあともすぐには天候が回復しないことがあります。交通機関の運休や停電が長引く可能性も含めて、時間に余裕を持った判断が必要です。

旅行前にできる備え

台風シーズンの旅行で一番厄介なのは、直前まで進路が読めないことだと思います。だからこそ、出発前にできることをいくつか押さえておくのが良いかもしれません。

まずは当然ですが、天気予報のチェックです。

台風接近の3〜5日前くらいから、気象庁や航空会社の公式情報を継続して見ておくと、キャンセルするかどうかの判断がしやすくなります。SNSはあくまで参考程度にして、一次情報は公式サイトで確認するのが基本ですね。

キャンセル料についても、事前に知っておくと安心です。ANAやJALには、悪天候で遅延・欠航が見込まれる便について、実際に飛ぶかどうかにかかわらず手数料なしで変更や払い戻しができる場合があります。

石垣島のシュノーケリングショップのブログにも、台風が直撃する2〜3日前からこの対象になることがあると書かれていました。

保険についても触れておきます。クレジットカード付帯の海外旅行保険は自動付帯だと思い込んでいる人が多いようですが、実際には利用付帯の条件があり、その旅行の代金や交通費をそのカードで支払っていないと補償の対象にならないことがあります。

自動付帯か利用付帯かを事前に確認しておきましょう。

台風による飛行機の遅延・欠航でホテル代や食事代がかかった場合、航空会社からの補償は基本的にありません。旅行保険の航空機遅延費用や欠航費用といった特約が対象になっているかも、確認しておいたほうが良いと思います。

離島への旅行を考えている方への注意もありました。石垣島でシュノーケリングツアーを案内している笹川さんのブログでは、台風が近づいているタイミングでの離島宿泊は避けたほうがいいとすすめられています。台風通過後にフェリーの欠航が続くことがあるうえ、離島ならではの食料事情もあるからだそうです。

旅行中に台風にあったときの実例

ここからは、実際に旅行中に台風にあった人たちの記録を見ていきます。

宮古島に家族旅行した方のブログでは、5泊6日の旅程の後半に台風7号が接近した体験がまとめられていました。台風の前日まで天気がよく、ホテルのスタッフの方も、本当に明日来るのかと思うくらい実感がわかないと話していたそうです。

ただ、海はすでに影響を受け始めていて、波が高くなっていたとのことでした。

予約していたシュノーケリングツアーは、当日の海況を見て開催するかどうかが判断され、開始時間と場所を波の影響を受けにくい海岸に変更したうえで実施されたそうです。同じ日、別のビーチで水難事故があったことも書かれていて、素人判断でのシュノーケルは危険だと改めて感じました。

このブログでもっとも印象に残ったのは、暴風警報が出ると宮古島と伊良部島・池間島・来間島を結ぶ橋が通行止めになるという話でした。宿泊予定だった来間島のホテルへ橋を渡れず行けなくなり、急きょ別のホテルに泊まることになったそうです。

ホテル代は全額返金されたものの、橋の通行止めまでは想定していなかった、と書かれていました。離島どうしを橋で結ぶ地域を旅行する方は、覚えておいて損はないと思います。

石垣島のシュノーケリングショップのブログには、停電が長引いたときの実体験も書かれていました。強い台風では停電が一週間続いたこともあったそうで、復旧は市街地から始まり、郊外は後回しになりやすいとのことです。

だからこそ、自家発電設備のあるような大きめのホテルを選ぶことがすすめられていました。停電から復旧しても、コンビニがすぐには開かないことも知っておいたほうがよさそうです。急に人が押し寄せると対応できないからだそうです。

台風接近中は外出しないこと、というアドバイスもありました。ホテルの分厚いガラスが割れているのを見たことがあると書かれていて、飛来物の怖さを改めて感じました。

欠航・遅延になったときの手続き

最後に、実際に欠航や大幅な遅延にあったときの流れを整理しておきます。

ANAやJALでは、悪天候による遅延・欠航の対象便であれば、手数料なしで別の便への振替や払い戻しができます。ただし、そのために発生した宿泊費や交通費は自己負担というのが原則です。

マイルを使った特典航空券についても実例がありました。マイル旅行のブログを書いているおきとらさんの記事によると、台風などの不可抗力による欠航では、通常は空きがないと予約できない特典枠の制限が外れて、有償席に空きがあれば振替できる特例が発動するそうです。

ただし、マイルの有効期限が過ぎた分は払い戻しの対象外になるとのことでした。なるべく早く手続きすることをすすめていました。

振替の手続きは電話や空港カウンターだと長時間待たされやすいので、アプリやウェブサイトから進めるのが早い、というアドバイスも実践的だと思いました。とりあえず一番早く空いている便を押さえておいて、あとから条件のいい便に変更していくというやり方も、なるほどと思いました。

ホテル代や食事代については、台風が自然災害にあたるため、航空会社からの補償は基本的にありません。備えるとすれば、クレジットカードの航空機遅延保証が使える状態になっているか、旅行保険に航空機遅延・欠航の費用補償が付いているかを、旅行前に確認しておくことが必要です。

よくある質問

台風の予報円が旅行先にかかっていたら、必ず影響が出ますか?

必ずというわけではないようです。予報円は台風の中心が入る確率70%の範囲を示すもので、進路がそれれば影響が小さいこともあります。ただし数日先の予報円ほど誤差が大きくなるので、最新の情報を随時確認しておくのがよさそうです。

ホテルに延泊することになったら、宿泊費はどうなりますか?

台風による欠航や遅延が原因の延泊費用は、航空会社からの補償の対象外というのが基本です。旅行保険やクレジットカード付帯の補償が使えるかどうかで変わってくるので、事前に補償内容を確認しておくと安心です。

台風シーズンの旅行は避けたほうがいいですか?

避ける必要はないと思います。今回紹介した体験談を見ても、予定は変わりながらも旅行自体は十分楽しめていました。

天気予報をこまめに確認しながら、予定に余裕を持たせておく。それができれば、シーズン中でも旅行は十分成立すると思います。


参考にした情報

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